プロペシアが効かない場合がある

公開日
2019年3月29日
更新日

プロペシアはAGA以外の脱毛症には効果がない

プロペシアは、AGA以外の脱毛症には効きません。
プロペシアは、ジヒドロテストステロンを抑制する薬剤です。そのため、ジヒドロテストステロンが関係しない脱毛症では、効果が発揮できません。

人の身体には、脱毛症以外にも様々な病気が発生します。そしてその治療のために服用する薬の中には、脱毛を促進させるものもあります。それを一般的に薬剤性脱毛症と呼び、プロペシアが効かない代表的な症状です。

また、瘢痕性脱毛症にも効果がありません。瘢痕性脱毛症とは、皮膚が傷つけられたことで、毛が生える仕組み自体が失われてしまうものです。いくら内面から発毛を働きかけても、毛が生える仕組みがなければ、効果を発揮できません。

また、脂漏性脱毛症にも効果がありません。脂漏性脱毛症は、フケや大量の皮脂が生じて、頭皮の環境が悪くなることです。頭皮がかぶれてしまうと、健康な発毛機能が働かなくなってしまいます。脂漏性脱毛症の原因ははっきりとはしていませんが、外用薬によって炎症を抑えられます。

また、円形脱毛症は、ストレスなどによる免疫系統の不調が原因で引き起こされます。円形脱毛症もプロペシアの作用の範囲外で起こるものなので、対処するには別の方法が必要です。

プロペシアは薄毛の期間が長いと効かない

薄毛が進行しすぎていると、プロペシア単体では、髪の毛を増やすのが難しいです。

プロペシアの主だった役割はあくまでも脱毛を抑制する点にあります。したがって、産毛すらない頭皮だと、脱毛を抑制したところで、毛が維持されるわけではありません。そのため、結果的に効果が発揮できないことになります。

そのような場合はまず、発毛効果を促す薬剤を使って、髪が生える段階にしなければなりません。その後に、プロペシアでその毛が酵素によって抜かれないように対策をしましょう。また、産毛が多少あったとしても、あまりにも少な過ぎると、目に見える程の効果が期待できません。

頭髪は毛包幹細胞を始めとして様々な組織が役割を果たすことで、しっかりと成長しきった後に抜けるというサイクルが繰り返されます。

そして、それらの組織は身体と同じように老化していきます。特に、AGA患者は、毛根の老化率が高いです。比較的早い段階で生えにくいとされています。

プロペシアの恩恵を十分に得たい場合は、脱毛症が始まってから早い段階で使用を始めるのも重要なポイントです。おおよそAGAになってから5年経過すると、プロペシア単体での治療は難しいと考えた方が良いです。

体質的な理由でプロペシアが効かない場合がある

プロペシアは、幅広い人に作用する薬ですが、稀に効かない人もいます。
それには、感受性という要素が関わってきます。プロペシアが有効な脱毛症は、男性ホルモンがアンドロゲンレセプターという受容体に働きかけることで起こります。

この働きを感受性と呼びます。感受性が高ければ高いほど、プロペシアも効果的になります。しかし、その数値が低すぎると、プロペシアではどうすることもできません。そして、感受性は、遺伝子に関係します。変化させるのは、不可能に近いです。プロペシアとは、異なった脱毛への対処法を選択しましょう。

ミノキシジルローションは、血管を拡張させることが主な働きです。遺伝子の影響をあまり受けずに済みます。
また、プロペシアよりも強い効果があるとされているのは、ザカーロです。
ザカーロもプロペシアと同じ酵素を阻害する役割を持っていますが、カバーする範囲が異なります。

プロペシアだけでは効果が出せなかった場合でも、切り替えると脱毛が抑制される可能性があるのです。脱毛に有効な薬はプロペシアだけというわけではないので、体質的に合わないと判明しても悲観することはありません。